Unityのインストールと初期設定

Unity Hubのインストール

Unityをシンプルにインストールするために、Unity Hubを利用します。Unityの公式ページから、Unity Hubをダウンロードのボタンをクリックし、Unity Hubのインストールプログラムをダウンロードし、Unity Hubをイントールして下さい。

Unity Hubの起動

Unity Hubをインストールしたら、Unity Hubを起動して下さい。Unityの利用には、Unity IDが必要です。Unity Hubの右上に表示されている人型のアイコンをクリックし、サインインを選択して表示されるダイアログから、Unity IDを作成して下さい。また、Unityサインインからも、アカウントが作成できます。

Unityのインストール

この時点では、まだUnity HubにUnityがインストールされていません。以下のように、左側の操作リストのインストールをクリックします。次に、右上の青背景ボタンのインストールをクリックします。

なお、上図のように、Unityがインストールされた状態の場合、導入済みのモジュールの種類がアイコンで表示されている(Android、Windows, Macのマークなどが並んでいることがわかる)。モジュールを追加または削除する場合、のアイコンをクリックして操作する。

インストールをクリックすると、現在、インストールできるUnityのバージョンの候補が複数表示されます。本教材では、Unity 2020.3.2f1による開発手法を解説します。もし、バージョン番号が異なっていても、バージョン番号が近ければ、基本的な機能に大きな違いはないことが多いため、おそらく問題なく動くと思います。Unityは、バージョンアップが頻繁に行われているため、古いバージョンから最新のバージョンまでたくさんのバージョンが公開されています。バージョンによって、機能や操作画面が異なったり、互換性の問題が起こることもあるため、開発者は希望するバージョンをインストールできます。複数のバージョンを共存してインストールしておくことも可能です。Unityの末尾に(LTS)という文字が書かれていますが、LTSは長期保証版を意味します。

インストールでは、Unity のバージョンを選んで次へを進むと、インストールするモジュールを選ぶことができます。ここで、Unityのほかに、開発に必要なモジュールを加えます。本教材の解説でアプリをプログラミングをするために利用するMicrosoft Visual Studio 2019 Community 2019を選択します。他のコンポーネントとして、Android Build SupportWebGL Build Supportも選択して下さい。本教材では、WebGL向けのアプリ開発のためにWebGL Build Support、Meta Quest 2向けのアプリ開発のためにAndroid Build Supportが必要になります。

次へをクリックすると、インストールがはじまります。インストールには、ダウンロードが必要なため、インターネット接続が必須です。ダウンロード・インストールには時間がかかると思いますので、完了するまで、しばらくお待ち下さい。

※ 上記のインストール画面については、他にもさまざまなモジュールがあります。たとえば、iOS Build Supportは、iOSアプリをビルドするためなどのモジュールです。

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