身近な地域の調査のためのフィールドワーク(第10~12回)
この教材では、身近な地域の調査のためのフィールドワークにGISを活用する手法について紹介します。以下に示す手順を参考に学習例と同じ図を作成してください。GIS入門者は、この学習を始める前に、[GISの基本概念]と[QGISビギナーズマニュアル]を利用し、GISの基礎をマスターしておくことを推奨します。この教材は、主に実習を対象としているため、用語や理論に関する解説を省略している箇所があります。各実習にあたっては、参照教材の上段にある講義用教材(GIScスライド)を一読してから学習することを推奨します。
学習目標
- GISを用いて、調査用地図を作成する
- スマートフォンアプリを利用して、データを取得する
- 取得したデータを分析する
実習1 : 調査用地図の作成(第10回)
手順
- [QGISビギナーズマニュアル]を参考に調査用地図をレイアウトする。
- [ラスタタイル]の教材を参考に、レイアウトした地図をタイルにする。
- [スマーフォン]の教材を参考に、.mapurlファイルを作成する。
実習2 : スマートフォンを用いた地図データの取得(第11回)
手順
- スマートフォンアプリ、Geopaparazziをインストールする。
- [スマーフォン]の教材を参考に、地図データを読みこむ。
- [スマーフォン]の教材を参考に、フィールドワークを行う。
実習3:調査結果の可視化(第12回)
手順
- [スマーフォン]の教材を参考に、QGISで調査データを確認する。
- 作成したデータのスタイルを整え、地図をレイアウトする。