課題:リモートセンシングとその解析
この実習では、リモートセンシングとその解析入門としてLANDSATの衛星画像を用いて、衛星画像データのダウンロードとRGB合成や土地被覆図の作成を行います。実習で使われる用語や概念は、地理情報科学教育用スライド(GIScスライド)の2章を参照してください。 以下の手順とGISオープン教材のリモートセンシングとその解析の教材を参考に、完成例のような地図が作成できれば実習完了となります。
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課題1_衛星画像データのダウンロードとRGB合成
以下の手順とリモートセンシングとその解析教材を参考に、衛星画像データ(LANDSAT-8)のダウンロードし、そのデータを用いてRGB合成を行いフォールスカラー、ナチュラルカラー、トゥルースカラー図を作成し、フォールカラーのみ完成例のようにレイアウトしてください。また、「それぞれの図が何を示すものか」について400字程度でまとめて下さい(光学センサ、波長帯、反射特性などの語句を用いることが望ましい)。
完成例
※LANDSAT-8を利用し作成
手順
- LandBrowserを利用して、LANDSAT-8の衛星画像をダウンロードする。データの範囲や時期は、任意で選択する。
- ダウンロードしたデータをQGISに読み込み、Semi-Automatic Classification Pluginを用いて、フォールスカラー、ナチュラルカラー、トゥルースカラーのカラーコンポジットを作成する。
- 各図が何を示す図であるかをまとめる。
課題2_土地被覆図の作成
以下の手順とリモートセンシングとその解析教材を参考に、ダウンロードした衛星画像データ(LANDSAT-8)をもちいて教師つき分類を行い、土地被覆図を作成してください。土地被覆図のレイアウトには、QGISを用いてください。
完成例
※LANDSAT-8を利用し作成
手順
- ダウンロードしたデータをQGISに読み込み、Semi-Automatic Classification Pluginを起動する。
- トレーニングエリアを作成する。
- 教師つき分類を実行し、ラスタデータを出力する。
- 完成例のように、地図をレイアウトする。
実習用データのソース
実習用データは、無償で利用可能なデータを加工して作成したものです。データのソースは、各ファイルのREADME.mdにまとめています。