高校地理教員向けのGIS実習教材(試作版)
このページおよび以下の階層のページは、提供実験用のテスト版のため、教材の解説や視認性について、十分に検討できていない箇所を含んでいます。
この教材は、高等学校の地理歴史科の教員やその養成課程のGIS教育を支援するためのものです。以下の教材一覧から、学習したい項目を選択してください。ただし、GISをはじめて勉強する方は、GISの基本概念 → QGIS入門の順で学習し、GISに関する知識や操作法を身に着けて下さい。
コース一覧
以下のコース名をクリックすると、実習ページに移動します。実習ページは完成例、学習順、課題で構成されています。各手順をクリックするとその手順を解説したGIS実習オープン教材内の対応ページにリンクします。そこで表示される手順を参考に実習を行ってください。オンライン教材やPC操作に慣れていない方向けに、一連の手順をまとめた動画教材も用意しています。
- GISの基本概念とQGIS入門(〇)
- 日本と世界の統計情報の可視化(※)
- 地形と土地利用のオーバーレイ分析(※)
- 衛星画像を用いた環境変化地図の作成(※)
- 身近な地域の調査のためのフィールドワーク(※)
- 防災教育で利活用可能な簡易Web地図の作成(※)
(※)は順不同で学習できます。必要なトピックに応じて学習してください。 (〇)QGIS入門を最短で学びたい方は、QGISビギナーズマニュアルの課題のみをまとめた下記の動画を参照してください。
QGIS入門を動画で学ぶ
上記の手順を動画にまとめています。GISの操作に自信がない方におすすめの学習法です。動画はYoutubeで公開しているため、画面の大きさや再生速度等を調節して、ご利用ください。
この動画は、GIS実習オープン教材の内容を援用して作成したものです。教材の更新が動画内容の更新よりも優先されるため、紹介するサイトのレイアウト等が異なる箇所は、適宜GIS実習オープン教材を参照してください。動画内では第3者の著作物を引用という形で使用しています。著作者からの異議申し立てがあった場合は、速やかに当該部分を削除します。
大学のカリキュラムで利用する場合
下記は、本教材を大学のカリキュラム(半期)で利用する場合を想定したものです。第1回以降は、2~3回で完結するものとして利用出来ます。授業環境やシラバスの設計に応じてご利用ください。講義部分は、講義用資料であるGIScスライドの対応部分をご利用ください。
タイトル | |
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第1回 | GISの基本概念とQGIS入門 |
第2回 | 日本と世界の統計情報の可視化 1.データのダウンロードと表示 |
第3回 | 日本と世界の統計情報の可視化 2.属性情報の可視化とフィールド演算 |
第4回 | 日本と世界の統計情報の可視化 3.データ入力とカルトグラムの作成 |
第5回 | 地形と土地利用のオーバーレイ分析 1.土地利用データのダウンロードと空間座標の変換 |
第6回 | 地形と土地利用のオーバーレイ分析 2.標高データの入手、変換と地形情報の分析、可視化 |
第7回 | 地形と土地利用のオーバーレイ分析 3.作成データと地理院タイル等を用いた視覚的分析 |
第8回 | 衛星画像を用いた環境変化の可視化 1.MultiSpecと衛星画像のダウンロード |
第9回 | 衛星画像を用いた環境変化の可視化 2.衛星画像のRGB合成とベクトルデータの作成 |
第10回 | 身近な地域の調査のためのフィールドワーク 1.調査用地図の作成 |
第11回 | 身近な地域の調査のためのフィールドワーク 2.スマートフォンを用いた地図データの取得 |
第12回 | 身近な地域の調査のためのフィールドワーク 3.調査結果の可視化 |
第13回 | 防災教育で利活用可能な簡易Web地図の作成 1.WEB地図ツールの紹介 |
第14回 | 防災教育で利活用可能な簡易Web地図の作成 2.CARTOを用いたWeb地図の作成 |
第15回 | 防災教育で利活用可能な簡易Web地図の作成 3.ArcGIS API for JavaScriptを用いた簡易地図の作成 |